鯉の味噌煮 儀助は、庭の塀ごしに、妙や米と連絡をつけ、数日後の昼下がりに、源太郎と 妙を合わせることにした。 場所は、柴下城下を南へ半里ほどはなれたところにある音水潟のほとりに決められた。 音水潟は、周囲五里ほどの湖沼であって、下流は南加瀬川…
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